[22]一番絞り[08/06 20:10]★1
この書き手は、まさしくその最先端にいるのだから、
その表現は、だれもにも届かないコトバにならざるをえないのだ。
大昔、どこかの高山の単独登頂に成功した登山家の航空写真をみたことがあったが
尖った頂上にしがみついた登山家は背に酸素ボンベを背負い、酸素マスクをしていて、
顔もみえなかった。
「現代」詩の表現の最先端によじ登って、しがみついている詩人の姿も、それにふさわしく、孤独で厳しいものだ。
さて、歯が立たない詩をどうやって批評するか。
まず、断っておくがわたしは、最終学歴は中卒である。
また、四十の声を聞くまで詩には縁がなかった。読んだことも無い。詩誌にいたっては今日までいっさ
[次のページ]
前
次
戻る
削