[196]いとう[2004 08/21 07:53]☆
者にとって「足」の中には、詩として提示すべき要素や提示すべきとする衝動から、“外れた”もの、もしくは逆に(あるいは同時に)、それこそがこの作品を成した、成そうとした要因であるものが含まれていると感じています。
実際、他の人はどうか知らんが(笑)、俺は読んでいて、(話者ではなく)作者の、恋人に対する親愛、誇り、(もっといろいろ、言葉にできないようなものも)などを、痛切に受け止めている。
そして、そういったものに対して、批評という行為は、無為に終わるのではないか、と考えるわけです。
ここで強調しておきたいのは、「実話だから批評しない」と言っているのではなく、「この作品を、実話をベースとしたも
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