[644]もぐもぐ[07/14 12:12]☆
は、米ソの意に反する戦争は起こすことが不可能になった。この体制の短所は、米ソが望む紛争については当然ながら防止されず、むしろ長期化してしまう傾向にあったこと、また、米ソが自己の覇権を維持するために、絶えず軍拡競争を続けなければならないという異常な状況におかれてしまったこと、等である。なお、この体制下で、核の保有と使用についての暗黙的な合意(威嚇のために用い、現実には使用しない)が形成されたのは、意図的なものではなかったが、極めて重要な成果であった。
現在は、米国の一極体制により戦争が抑止されている。それに国連の集団安全保障体制の形が被せられている。
冷戦終了後、湾岸戦争以外の目立った国家間の戦争は特段おきていない。各地で生じている内戦等は、それぞれ独自の理由によって生じており、直接に米国が原因となって引き起こされたものというのはそれほど多くはないだろう。米国による戦争の抑止は、一応有効に機能しているのではないかと推測される。
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