自由詩
日曜の通りにて/寒雪
 


何か暖かいものがほしかった
一杯のコーヒーでもいい


通りを一人歩くと
つらぬくような
つむじ風が身にしみた
うらぶれたレンガ屋根
中をのぞくと
ケーキとロウソクがひとつ
それから
 テーブルをとりまくみっつの笑顔


自動販売機の
コーヒーの
とげとげしい熱さが
 ぼくをいらだだせた


一杯のコーヒーでもいい
人の温もりのような
何か暖かいものがほしかった

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