りゅうのあくび
 
う定義を超えたところに、火竜という生物は生きています。つまり、火竜とは人の心の中に棲む生物であると言っても差し支えないでしょう。人間の想像性の中にのみ生き続ける火竜という生物には、どの世界までも逝くことができる翼があり、いづれの事物でさえも燃やし尽くしてしまう火を吐くことができると、想定できるだけの力が備わっています。なお、火竜とはただの祭祀のための偶像などではありません。貴方の心にも棲む竜がいるのです。

2.使徒である火竜による伝言

 まず、私の火は燃え過ぎないことが大切になる。火とは大きな炎になってしまってはならない。なぜならば、火とは災いになってしまってはならないから。貴方の心の
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