(ステージ)/はるな
もっていることに安心する、それに、一つ目のステージに介入する人間がいたとしても、かれらは、(だれも)、わたしの皮膚をやぶることはできない。わたしの皮膚は、すでにそれはステージではない、それはわたし自身だ。わたし自身に介入できる人間を、いまのところわたしは求めないし、見つかるとも思っていない、また、他者そのものに介入できる人間を確認したこともない。
さて、いってしまった人びとのことだ、いってしまった人びとはわたしのフィールドから姿をけした、すくなくとも今は。わたしは、わたしのステージにかれらを招きいれれば、彼らがいってしまうことはなかったのかと考える、だけどそれはあまり建設的な思考ではない、な
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