こもんさんの詩について思うこと/渡邉建志
)─を。
─( )─ の魅力。そのかたちとしての。ただ、金属的な黒光りは
ここに至ってすこし消えて、そのかわりすこし口語的になっている。
(「だろう、たぶん」)
+
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=32497
「door」
しかし再び冷たい碑文暗号の世界へ戻る。ドアに書かれた謎だろうと考える。
はてしない物語のブックス少年が解くような。
目の閾には耳がある、
耳の閾には目がある、
閾という漢字の感触。閾値という言葉を習った時の、
不思議な感触を思い出す。ありえない形の漢字。
「扉」という言葉が何度
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