こもんさんの詩について思うこと/渡邉建志
行のなせる不思議な技。
まずは不思議な痕跡の様子の描写。
しかしそこからがかっこいいと思う。
降りて行った、からの。
「行った」の反復。
さらに、どこに行ったのかが最後に明かされるその構図。
読みながら、ひきずられていく。
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http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=31438
「ウミツバメが、旋回する」
それらは数える
教えるように、
文字の呪文について。教えると数えるは形の上でほとんど変わらないこと。
数え入れるように、多くのもの─(そこには
数え得ないものも
含まれるだろう、たぶん)─
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