こもんさんの詩について思うこと/渡邉建志
摘する。
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|「おしるし」=数匹の中の「耳」「目」「口」|
| ↓ |
| 呪文↓「わたしの内に外として」 |
| ↓ |
|「おしるし」=群れの中の「数匹」 |
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おしるしの指し示す内容が、例えば「地球の中の『日本』」から「宇宙の中の『地球』」に
拡大(或いは変化)しているのだ。ここでその変化をおこさせているのは「内に外として」ということばである。
私はここで「逆転ゆで卵」を思い出す。
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