沈黙と怒り/小林レント讃4/渡邉建志
のような一見可愛らしい存在である」。この脳は可愛らしいけれど、実は自分の脳なのだから、可愛らしいと考えている脳自身なのだという、このラッセルのパラドックス的構造。しかも切り分けられているし、切り分けられながらも脳は考えている。つきはなしてペットみたいに書かれているが忘れてはいけないこの脳は僕なのだ。そして切り分けられた脳が僕だからこそ僕はおかしなことを考え始める。また口ぶりはきえて混濁したビートがはじまる。わけのわからない遊びも始める。
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・・・・・の差に意味は在るのか
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