尾崎喜八「山の絵本」を読む/渡邉建志
 
2/ref=sr_1_10_2/249-0077908-7493132というのはおいしそうな名前だが、詩人である。フォーレと並べられただけで、この人の詩を読んでみたくなるものではないか。調べてみたんだけど、

終生バスク地方に過ごした詩人フランシス・ジャムはルドンを尊敬し、一時仲違いはあったものの、ジャムの結婚式にはジッドと共にルドンも参列していた。

おお、おお!ルドンマニアとしてはこれはちょっと見逃せない詩人である!ルドンというのはオディロン・ルドン、フランスの象徴主義画家、ナビ派の憧れ的存在、最初は白黒で奇怪な夢の世界を書いていたのが
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