詩人・一期一会 〜序章・誰も知らない一本の大樹について 〜 /服部 剛
めた想いが読者の心に残るなら、詩を
書く者としてそれ以上の幸せは無いと思う。
また、現代詩フォーラムに参加することで一番かけがえないと想
うことは、様々な場所に住み、それぞれの日常を生きながら(詩)
を愛する人々が、このサイトで出逢い、詩を語り合い、その言葉に
耳を澄ましているということである。インターネットという文明の
利器には、光もあれば闇もある。ある意味「架空の世界」とも言え
るパソコン画面に向き合う時間が増えることで、「アナログ感覚」
は失われ、リアルな時間をないがしろにしてしまう可能性があるこ
とも否めない。「活字の本(詩集)を読む」・「ペンを手に取り紙
に書く」
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