今さら改めて/
ネコ助
には、
瞬きさえも惜しまれた。
そうさ、
あの時私は
すっかり恋に落ちていた。
君の知らぬ時にも、
思考のない眠りの時も、
たくさんの痛みが私の胸を射抜き
ため息の寝返りにもがいていた。
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