fractal/あやさめ
、
今までの台本から僕が『勝手に読んだ』結論だ。
だから僕はどうしても気になる。なぜ僕はここでそれに気がつかなければいけないのか。
もしこれがこれ以上存在しれはいけないと『仮定された』ものだとしたら、僕たちは<2>の住人として決定されてしまうし、
この台本はこれ以上動かすことができない。書き進めることができなくなってしまっているんだ。
そう考えると、僕たちのこの『勝手な』語り口そのものが既に決定されたものであって、
ちょうど小岩井農場である日散歩した宮沢賢治のように……とほら見ろ!」
「向こうから人が来るね。」
「しかも2人だ!
二人と
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