新連載?はっとりんは今日もゆく〜その一〜/服部 剛
 
揺らしながら談笑しているではないか。

私はひとりここで何をやっているのであるか。 
なぜに私は一人そふぁーに腰かけ
詩集なんぞを読んでいるのであろうか・・・!

 嗚呼・・・ 
 
腕時計を見ると、ライブ開始時間からすでに45分を過ぎ・・・ 
おい、知人よ、私の知人よ、君はいずこへいったのだ。
なぜに私をひとり待たせるのだ。さみしぃではないか。 

(ふと、イヤな予感が脳裏をよぎる・・・) 

(もしかして、ライブは、きのう・・・?) 


そうして私は焼石に水、ならぬ
焼け石に、らむ・こーくをぐいっと一飲みして、
店を出て、若者た
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