山田せばすちゃんショウ その2/山田せばすちゃん
ムなんかでたまたま間違えて開いた俺のヨゴレ丸出しの詩に突然魂を射抜かれて思わず投票ボタンをクリックしてしまうような間違いのような現実だって、きっとないわけではないであろう。問題は、魂を射抜かれるような技術、朝まで俺とホテルにいて何事かをしたくなるような気分にさせる技術、そういう技術こそが問われているのだ。
ともかく、俺がターゲットにするねーちゃんと友人Tがターゲットにするねーちゃんのタイプがいくつかの特例はあるにしろとりあえず基本的には「違う」事に関しては、誰よりも俺自身がまずもって自覚的であったのだけは誇ってもいい(いや、あんまり誇るべき事でもないけれども、むしろ馬鹿にされてしかるべきなのかも
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