ありきたりなストーリーでも満足だよ/こめ
 
えんえん泣いてるときより

はにかんで大笑いしてる方が可愛いよ

なにげなくふれあう瞬間

電撃が体内をいっそうに駆け抜ける

消えかかる心の奥底に

沈み損ねていた思い鉄の塊の思いは

ふれたしゅんかん壊れて消えた

白い息をひとつはいて

町の見える丘の上鼻歌交じりで歌った唄

つまり僕はその

なんだか言葉に出来ない何かだった

痛みを分かち合い

手のひらを重ね合い

お互い流れる血液の流れを再確認した

そこら辺に転がっているような

ありきたりなストーリーでも満足だった

何気なくただ何とな
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