詩人に なりたいかも その2 詩のバックグラウンド、あるいは技術の吸収についての私的所見/英水
 
。やるせないことに、日本の都市はいくら否定しようと、どうしようもなかろうと、そこにある。日本の現代建築もね。そして人間というのは、縛りがあって初めて生み出すことができるものなのであるのだと。性器があるという身体を持ち合わせているからこそ、性文化がこんなに華やかであると。そして、その縛りというのが、すなわち技術であり、縛られるというのがすなわち技術の習得である、と。そのあたりについては、僕のお気に入り概念となったボンデージや、ジョン.C.リリーとかティモシー・リアリーとかが述べていたと思う(ああ、懐かしい)。そしてのろのろと現在にいたる建築技術(思想・デザインも含む)習得の旅がはじまったのだった。個
[次のページ]
戻る   Point(0)