ある真夜中のポエジー(第二稿) /
服部 剛
しい夢を見ている頃
眠れる世界の何処かで今夜も
目的地へと荷物を運ぶ貨物列車は走り続ける
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン
ガタン ゴトン ・・・・・
真夜中の部屋で
独りの男が手にしたペンは
白紙の上を走り続ける
宛先の無い手紙が
見知らぬ誰かに届く日を夢見て
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12・・・・・・・6
11 ・ 7
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