ある真夜中のポエジー(第二稿) /服部 剛
 
しい夢を見ている頃
眠れる世界の何処かで今夜も
目的地へと荷物を運ぶ貨物列車は走り続ける 


   ガタン ゴトン

      ガタン ゴトン

        ガタン ゴトン ・・・・・ 


真夜中の部屋で
独りの男が手にしたペンは
白紙の上を走り続ける

宛先の無い手紙が
見知らぬ誰かに届く日を夢見て 


        3
       2 ・ 4
     1  ・  5
   12・・・・・・・6
    11  ・  7
      10・ 8
        9 
[次のページ]
戻る   Point(10)