批ギ いと/桐原/銀狼/今猿/黒川排除 (oldsoup)
 
そうだが、これはこれで有用にというか無用に削れていってるしまたそのことが肯定されている雰囲気ではある。健全であるかもしくは不健全である精神がどうにか間違って物体に意志を与えるしそれがまた詩を書くことであり詩人であるからして彼の中で町が生きることだって当然ある。じぶんが住んでいる町を生命としてとらえることは許されている。彼は町を嫌っているが彼は町に愛されているとか何とか、町に愛された子供というとなんだか町長の娘みたいな感じではあるが。それが架空のもの想像のもの、あるいは実際あるけど遠いものに求められたとしても不思議なことではない。王国は生きている。じじつ王国という言葉は何度も詩に登場してきているとい
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