批ギ いと/桐原/銀狼/今猿/黒川排除 (oldsoup)
ていのひとはそんなことを気にも留めないしまた留める必要もない。無関心であるところへ、学校の教師なんぞが、森林伐採がどうだとか、そのエンピツの鉛を採るために真っ黒になるまで固い岩盤を掘り続けて鉛を吸って死んでいく人たちがいるんですよ、先生やめてえっみたいな衝撃を与えられ何とか有用に使ってやろうなどと考えたのもつかの間、大人になるまでそんなことを意識している子供もいない。ムラサキカガミって覚えてたかよ? みたいな感じだ。というわけで鉛筆というのは無用に使われ無用に削られていくのがよろしい。
いとうの『はじめての王国』を見るにそういった削れていく王国の姿が見えるようだ。侵食という意味合いが強そう
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