批ギ いと/桐原/銀狼/今猿/黒川排除 (oldsoup)
 
っていることにこしたことはないがそれが無理だから、もし時間が止まっていてずっと生きているとしたら頭がおかしくなってしまうよとか諦めを言うわけでその諦めを言う間にも時間はカッポカッポ流れているわけで不毛なことこの上ない。今猿人『イソップの詩法』はその不毛さに言及した詩である。詩である。詩である。詩であると提示されているからには詩であるんだけどどうにもこうにも説明が多過ぎる。一つのことを説明するべく言葉を尽くしている様はまるで数学の問題でも見ているような気分だ。彼の言いたいこと書きたいことは分かるのだが分かりすぎる。詩でないとは言わないが多くのひとが詩であると感じるところとは別のところにこの作品はある
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