【批評ギルド】2006年1月分 寸評/松本 卓也
「早朝」そのものを描写しようとしているのか、
そこらへんが余りにも不透明な印象。
銀狼
「時間に線を引く」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=59478
句点と空白の配置の一貫性であるとか、効果であるとか考えると、
この詩での句点および、空白の配置もまた、一貫性に欠け、効果的ではない。
音読する際の障害になるような、そういった配置が幾つかあるので、
詩の雰囲気そのものに、ある種のつまずき、思い切りの無さを感てしまう。
詩本体の評に移ると、この詩で言う「梯子」は過去の時間を辿る為のものだと思った。
ただ、この詩は「線を引く」事で時
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