詩的インプラント 〜 馬野幹氏に捧げる鼻歌 あるいは馬野幹宇宙人説 〜/大覚アキラ
知れている。人数で言えば、そうだなぁ7,8人だろうか。そんな両手にも満たない数の◎しか観ていないオマエが何を語るねんオイ、という意見もあると思うけど、ほっといてくれ。
そんな◎童貞なぼくが、生まれて初めて観たステージ上での◎は、馬野幹氏の◎だった。
それが、ぼくと◎との奇跡的にして幸福な邂逅だったのか、はたまた不幸にして通り魔に出くわしたようなものだったのか、それはわからん。不思議なことに馬野氏の◎は、◎童貞のぼくを、何の違和感もなく受け容れてくれた。やさしく撫でるように、そして激しく突き上げるように。そこには、あの“恐怖”も“恥ずかしさ”もなかった。ステージ上での馬野氏の振る舞い、息遣い
[次のページ]
戻る 編 削 Point(10)