とどかない光/小林レント讃5/渡邉建志
の最後にまた少年詩人があらわれて、しずかな歌を歌う、という構図。世界の大循環。
●「河のほとりで」0.序
揺れるようなリズム。
青い
青い
透明の河が
目の前を流れている
「青い」の反復。その静寂と平和。
●「山道の風景」1.天使の首
動き。加速するテンポ。さいしょはゆっくり
跳躍
跳躍
べちゃ
べちゃ
しているが、のちにスピードアップする。
{引用=
低「ぶすぶす」い空(そ「ぶすぶす」ら)へ
消え「ぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶすぶす」てゆく
天使の首は「べちゃべちゃ」
天使の首は
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