小説の習作 原稿用紙三頁 #19/田中教平
に対し、彼は耐性が無い、と言えた。これは指摘されて判明した事で、彼は図書館に行って、本を読み、調べ、そうしてやっと自分の頭で明確に判断が下す事ができたのである。
もう、パンはよしておこうと。
ここでやめるべきは、アルコールとパンである。しかし、現在煙草をやめているユウスケは、何かその特定のものを「やめる」という事がいかに大変であるかわかっているつもりであった。
──と、ここまで考えてユウスケの腹の中にある一本の糸が、プツリ、とキレた。
彼は財布を手にとると、靴を履いて自宅の外に出た。そしてグングンと、近くのコンビニまで歩いて行った。コンビニに着くなり
「ハイライト」
と、レジの
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