私の快楽主義/鏡ミラー文志
 
は働かずにいることが仕方なしであり、それに飯を与えるお上の仕方なしなのだ。まさに人権に守られたご都合仕方なしである。

次男について今まで触れていなかった。私には賢き親しい人が数名いる。私に近寄ってくる人興味を示す人は大抵賢い人、賢きところがある人なのだが、次男は中々聡明なところがあった。私を虐めた長男と、ある時期から距離を取るようにしていた。相手を侮蔑し、相手が怯むと上手くそのまま距離を取り続けた。長男には間違いなく愚かなところが溢れていたから、そういう人間と距離を取るのは間違いなく正解なのだが、私にはそれが上手く出来ずに闘ったり時にはあろうことか仲良くしさえしてしまった。それは私のダメさで
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