咲子?/たま
 
存在する。「うつくし」と呼ばれるもの、あるいは、「うつくし」と呼ぶものの、おおきさでは計れないこころのなかに存在する「美」がある。
 ひととひとが交わす約束も、糸の束でできている。その糸は絹であったり、羊であったりするだろうし、たとえ綿であったとしても、男と女の約束は、いまもむかしも、うつくしくておおきなもののひとつであったはずだ。


 咲子(九)


 人部(ひと)( にんべん)( ひとがしら)
 ▽「人」をもとにしてできていて「人間の状態・行動・性質」などを表す文字のほか、「人」を目じるしにして引きやすい文字を集めた。漢字の偏へんになるときは「 」の形となる。

「ねえ、
[次のページ]
戻る   Point(2)