咲子?/たま
 
 羊部(ひつじ・ひつじへん)
 ▽「羊」をもとにしてできていて、「ひつじ」に関係する文字のほか、「羊( )」を目じるしにして引きやすい文字を集めた。

 七二〇頁の一段目に【美】の親字がある。音読みは、ビ・ミ。訓読みは、うつくしい。筆順につづいて解字がある。
 解字。会意。羊と、大とを合わせて、肥えた大きな羊の意。のちに、うつくしいの意に用いる。

 肥えたおおきな羊を大陸の古代人たちは、うつくしい生きものと、とらえたのだろうか。そのうつくしい理由を問えば、現代人のわたしたちも納得のゆく回答を得るだろう。おおきくて価値のあるものがうつくしいのだ。ただし、日本人の美意識はその対極にも存在
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