咲子?/たま
」
「あー、また笑ってごまかそうとする。ずるいなあショウコは」
そういってわたしも笑ったけれど、夢夢とした風景のなかから、咲子がどのようにして詩を編み出すのか、わたしはそれを知りたかったのだ。
わたしの場合、地の文が書けなかったから小説とかは無理だと諦めていたけれど、そこのところを映像で補うことのできる映画や、テレビドラマのシナリオを書いている。それで、地の文が書けない理由を考えてみると、詩が読めなかったり、書けなかったりするからだという気がして、できることであれば咲子から詩を学びたいというか、それを盗みたいというおもいがあった。
詩人であったり、小説家であったりするひとは、
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