咲子?/たま
すが、正直に言うといまだに作者の私にもわかりません。
冒頭の『序詩』のイメージはヒロイン咲子ですが、冒頭に咲子のこの詩が生まれたことが、私自身への重荷となって、四年余りもがきつづけたのです。しかし、私の場合はまず詩が生まれてつぎに小説が生まれます。それは、どうしても小説家にはなれない詩人の運命なのかもしれません。
今回、現フォーに掲載するために、思い切って改作することにしますが、なるべく私の重荷をなくす意味で、あまり深く考えないでストーリー、または構成を主に書き改めてみようと思います。
と言っても意味のない作業になりますが、完成から一〇年余りが過ぎた私の現在地を知る上で、なにかしら意味
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