咲子?/たま
 
をもとにしてできている文字のほか、「八」を目じるしにして引きやすい文字を集めた。

 一七九頁の三段目に【六】の親字がある。
【六】は教育及び常用漢字である。音読みはロク・リク。訓読みは、む・むつ・むっつ・むい。
解字。象形。家の入り口の形にかたどる。数の「ろく」と音が同じであるので、この字を数詞のむつの意に用いる。
 つまり、中国から漢字が輸入されたころの日本には、訓読みは存在しなかったということがわかる。ということは、漢字の訓読みは日本人の都合で生まれたわけで、ロクという発音を知って、む、むつ、むっつ、むい、とむすびつき、漢字の六の訓読みになったということになる。しかし、それを翻訳と
[次のページ]
戻る   Point(2)