火の鳥/ホロウ・シカエルボク
俺が欲しているのはいつだって、眉間をぶち抜かれるような衝撃なのさ、そんなものどこにでもあるわけじゃないから自分で作った方が手っ取り早い、自分自身に向けて言葉の弾丸を次々に撃ち込むのさ、薬莢を吐き出しては装填して狙いを定めるんだ、どうだい、目の前で俺の眉間に狙いをつけているのは見紛う事なき俺自身だ、それはそれは嬉しそうな顔をして俺の頭を吹っ飛ばそうとしている、俺は銃口の内側の細工をじっと眺めている、何度も撃たれた、何度だって、数え切れないくらい撃ち抜かれた、だから俺はそれを怖いと思うことはもうない、その先にどんな世界が待っているのか、そいつを心待ちにしてさえいる、でもだからって、撃たれることに慣
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