待望到来/ひだかたけし
 
エメラルドグリーンが降りて来る
暗む青と燃え残る橙の狭間に
それは生命の宿り透きとほる中立だ

白銀に耀き光帯び
絶えず遠退いていく
街並みの
ほっそりと
また密やかに
揺れ動く森の緑に接続し

静かさ巨大に打刻される渦中にて
グライダーに飛び乗り鋼鉄叩き付け
内から沸いて入射して来る光の充ち

緑の森の艷やか照り輝き
ゆるるんゆるるん
内なる森の緑の揺れ動く
てらりつるり照り輝き
ゆらり揺れて彼方此方で
風も吹かずに澄み渡る内界を
包み込むエメラルドグリーン

いつしか空無の意識空間にて
未来から過去へ流れる夢幻無限
遡行し逆巻く時の予兆と交差す
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