メモ2/由比良 倖
 
なたにとっての、単なる暇つぶしの手段や趣味ではなく、あなたが生きている時間、を僕は知りたい。あなたの存在を、もっと強く感じたい。

*本題の流れに戻る。

 ところで「動き」は身体に属している。脳だって身体だ。僕にとっては、僕自身はどこまで行っても具体的な存在で、抽象的な僕、というものは存在しない。僕が死ぬのは、僕の身体が活動停止した時だ。「君が死ぬのは、君のことを誰も思い出さなくなった時だよ」という意見には正しい面もあるけれど、誰かの思い出の中の僕が、新しく何かを自主的に考えることは出来ない。書くことも考えることも、身体活動だ。僕が生きている、とは、僕のこの身体が不断に動いている、という
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