メモ2/由比良 倖
 
るばらばらなものの総体が世界であると考えるよりは、ひとつの繋がった世界を、あらゆるばらばらな視点から見ているだけだ、と考える方が、個人的には面白い。
 言葉について、僕は言葉を道具にはしたくないし、居場所にもしたくない。言葉に溶けていきたいし、言葉という、流れる川みたいなものに手を浸し、川を泳ぐ者でありたい。

*ここで少し脇道に逸れる。

 僕にとって書くことは、まず「動き」を固定するものではない。強いて言えば「動きを生きる行為」だ。ダンスのようなものだ。ダンスもまた、誠実なダンサーにとって、それは単なる動きの集積ではなく、その動きは、命と必然的な衝動を含んだものだろう。
 でももち
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