メモ2/由比良 倖
のようなもの。僕は個物より、動きを扱いたい。
「日本語」と「英語」はお互いを異物として排斥し合うことも、反発し合うことも無い。あらゆる違う言語は、単に違う「動き」をしているだけだ、と僕は考える。あるいは、ひとつの「言葉」は、ひとつの「世界観」ではあるけれども、もちろん「世界」そのものではない。「世界観」は無限にあるけれど、「世界」そのものはひとつだ。例えて言うなら、生物は何億種類もいるだろうけれど、それらが皆、生物であるという点では同じだし、エネルギーを使っているという点でも同じで、そしてエネルギーはひとつだ。……と言うのもまた、僕のひとつの世界観である、ということは否定しないけれど、あらゆるば
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