mimicry/ホロウ・シカエルボク
 
一度として重なることの無いフィールドの中でその時その時の感触を掴まなければならない、なるべく頭の中を真っ新にして、指先がどこへ動きたがっているのかというのを理解しなければならない、どれだけのスピードで、どんな語り口で進行するのかを掴まなければならない、まるでレースのようだ、それもオフ・ロードだ、状況は常に変化する、その中で瞬時にラインを選択しなければならない、どこを選んだら正解で、どこを選んだら間違いというようなものでもない、ただ選択して、走り切る、どんな流れに乗るのか、或いは流れを作るのか、行く先を見つめながら、その道がどこへ伸びて行こうとしているのか見極めなければならない、ほんの少し違う、いつ
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