mimicry/ホロウ・シカエルボク
 
いつだってほんの少し…一日だってそうさ、同じ人生を歩いている人間なんて居ない、そうじゃないといけないはずだ、それぞれが一日の中で、あらゆる感情の中で自分自身を修正していく、その中で今日はこちらへ行こうとか、逆に行ってみようとか、様々なことを試みては良かっただの悪かっただのと一喜一憂する、そう、結局はそういう当り前の押し花のようなものだ、色を付けて形を決めて押し潰すのだ、それは正解の提示ではない、ただその日その場所に居た、感覚と感情のピンナップだよ、俺がこうして言葉を並べる時、俺の数日のすべてがそこにある、これを読んでいる間だけ誰かが俺になろうとする、そんなことのすべてが俺はずっと、愉快で仕方が無いんだよ…。


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