mimicry/ホロウ・シカエルボク
 
だけか、それとも、吸血という行為によるものなのか、それともそこに性的な暗喩を見出したせいなのか、どれなら良くてどれが悪い、そんなもの決めたところで誰がどんな納得を得るというのだろう?確かに快楽や性癖は思考の入口にもなり得る、でも頭で知ることが出来る項目は限られている、主義主張やテーマに引き摺られながら書いている連中はその時点で底が知れている、それは始点の段階でわかる、理路整然と語ろうとするとわからないものに目を向けることは無い、まだ知らない物事の中にこそ真実はある、知ってるつもりで書き続けられるほど甘い世界じゃない、体感して覚え込んでいくものが増えれば増えるほどそれは増えていく、決して同じ程度にな
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