ぼくの受難/百(ももと読みます)
 

 生きることをまるごとやめられるセカイって、どこにもないね。イブからはじまる命の連鎖で誰だって繋がっていられるから。



 うむ、うまない、しんだ、生きた、健康と戦争、いろいろなことでわかつできるものはないから。



 たとい、ぼくが気ままになくなっても、きみが生きていてくれると、それでいいなって。それでも、きみがお友だちだったら、どんなにこころ強いことだろう。本当はつらい。ぼくがつらい。きみもつらいの?



 わからない、わからないのだ。どうして、どんな場所でも、ぼくの「ばか」がばれてしまうのか。きょうも傷ついたんだ。



 きみへとよりかかっ
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