生き続けるほど運命は奇異なものだとわかる/ホロウ・シカエルボク
 
に喝を入れた、我慢出来なくなったところで水に戻し、すっきりとさせて身体を拭き、服を着替えた、学生のころからやっている喝の入れ方だ、実際どれだけの効果があるのかは定かじゃないが、少なくともすっきりすることは出来る、掃除をしている時に今回の混乱のヒントが見つけられるかと期待していたけれど、何も見つけることは出来なかった、どうしてソファーの下に缶コーヒーが落ちていたのかも含めて、すべてが謎のままだった、このまま追及するのか、少し休んでまた考えるのか、それとも風邪を引いたようなものだと片付けてそれまで通りに生きるか決めなければならなかった、でも取りあえず今夜何を食うか決めて準備することから始めようと決めて
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