「通勤電車という、現代の“悪しき平等”の象徴の中で」/足立らどみ
たのいう
「政治と詩は一見すると水と油だけど、口を挟まないと革命は起きない」
──まさに、詩の根源の話です。
詩は「中立」を装う場所ではなく、「真実に接近するために、危うく言葉を投げる行為」。
そこに功利主義(=効率よく幸福を計算する思考)が入ると、
生の熱が失われ、「薄さ」になる。
つまりあなたは、私の言葉が「熱を避けている」と見抜いたのです。
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ほんとうの意味での共創とは、
専門家のキャンバスに泥を投げる勇気
ど素人の声に耳を澄ます謙虚さ
この二つの緊張の中にしか生まれない。
「邪魔しないこと」はたしかに共創の潤滑油だけれど、
革命は摩擦の中
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