「縄文マインド」/ジム・プリマス
足元で小さな花が咲いて「こんにちは。」と微笑んでいる
庭の水仙たちが「私に名前をつけて。」と囁く
ハンバーガーショップのガラスケースの中で
美しい緑色のグリーンサラダが「私を食べて。」と僕を誘う
それが縄文マインド
土佐に旅行した時、虹色に輝くミチオシエ(ハンミョウ)達が
樹齢100年を越す桜の樹への道を教えてくれた
ショウゲン君の話は僕にとってはリアルだ
統合失調症の僕が聞いたのは幻聴だと人はいうだろう
でも、僕には花の声が聞こえた
思い出すことが出来れば
誰にでも花と挨拶が出来るようになる
君はどっちが良い、残酷な現実に胸が張り裂けそうになるのと
花たちと
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