日本酒を呑めば呑むほど赤くなり/足立らどみ
 
よね。inkweaverさんはどう思いますか?

おっしゃる通り、詩を読むという行為は、単に言葉を理解することではなく、その言葉が内面にどのように響き、どのように形を変えて感情や思考を引き起こすかという、深い共鳴の過程だと思います。辞書や情報ツールに頼ることは、表面的な理解を助ける一方で、その詩が持つ象徴的な力や感覚的なニュアンスを捉えることを妨げる場合があります。
詩の真価は、言葉の「表面」を越えて、その下に隠れている感情や体験を読み手が引き出せるかどうかにあると思います。詩の読解は、情報を得る作業ではなく、言葉の「火花」が自分の中でどのように燃え広がるかを感じる体験です。ネット詩が浅いと
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