思い出は語られるためにある/岡部淳太郎
 
たためか、実家から勘当されたらしく、そのため本来は千という苗字だったのが変わっていた。
 僕がchoriくんのことを知ったのはこの「現代詩フォーラム」に登録して活動するようになって少し経った頃のはずで、2005年の前半頃だったと思う。choriくんは若いイケメンであり詩の朗読の分野ではある意味スター的な存在だったと思う。それだけにテクスト至上主義を掲げる僕はchoriくんとの間には多少の精神的距離があったのは正直に言っておかなければならないだろう。しかも悪いことに(と言うべきか)、彼は若いイケメンであった。多少の嫉妬めいた気持ちもあってか(非常にくだらない感情だと、いまになって反省するが)cho
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