love sick 2/ルルカ new
 
の輝きが、深沢君にあるのですよ。それもあるので、ニタくらいで、お願いしますよ。」
ドクターは、さらに優しく、さらに優しくそう言った。
「ちょっと、お手洗いに行ってきます!」
私は、鏡に映る自分を見た。
独特の輝き・・・ これが、その輝き?私の思い込みじゃなくて?
「みんなもまた私みたいに・・・。」
そう、つぶやくと、また仕事に戻っていった。

「どうですか?恋する人は、しぼれてきましたか?」
ドクターが語りかける。
「ええ。先生のおかげで、いま二人までしぼれました。」
午後の日差しが、患者、今西美穂の金髪を美しく、輝かせていた、
髪をかきあげる手は細く白く、指にはマニキュア
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