「君たちはどう生きるか」を自分はどう見るか/木屋 亞万
 
徴するものとして描く。その背後にあるものや、背景知識がないと意味が分からない。あれ、どういう意味?となりやすく、明確な正解は作者しか知らないみたいなことも。

 つまり、セリフ>音楽>映像>メタファーの順でわかりやすい(自分的には)。
わかりにくいものほど、抽象的でどうとでも受け取れるので、解釈の余地が広がり作品に深みが出てくる。逆に全部セリフでペラペラ説明されると、わかりやすくはあるが多用すると浅い感じがしてくる(個人の感想です)。
 だから、説明がはっきりされていないところは、割と解釈の余地があるので、今回の映画を自分はどう受け取ったのかを書いていくこととする。


〇現実とファ
[次のページ]
戻る   Point(3)