シナリオ・百合崎高校馬券部始末記?/平瀬たかのり
 
ないのお涼ちゃん。お千伽っ
 てけっこうモテるんだよ。一年の時三年の
 先輩とつきあってたこともあるしね」
涼歌「……マジっすか」
千伽子「一瞬だよ。三股かけてたから股間に
 思い切り膝蹴り食わせて終わりだ。ホーム
 に婦人警官来て護身術教えてもらってたの
 が役に立ったわ」
   笑う五人。話しは尽きず夜は更けてい
   く。
     ×    ×   ×
   部屋の灯り消えてみんな就寝中。むくっ
   と起き上がる涼歌。部屋を出る。

○同・境内(深夜)
   戸外のトイレから出て来る涼歌。
涼歌「トイレも寺務所の中に作っとけよ……」
   ぶつぶつ言って
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