山本英子氏の詩について/ふるる
 
山本さんの詩について書こうとするといつも書いてるそばからこれじゃないなと思ってしまい、結局書けない……頑張って書くけども。なんでしょう、私は文字を読むと映像が次々に浮かぶのですが、その映像がことごとく光ってる……光ってる?それが光ってるというよりは、鏡が光を反射していて、鏡自体ははっきり見えてなくて、ただ、眩しい、みたいな。やはりこの、映像がどんどん見える、映像的というのが、すごいのかしら。描写力というより、比喩や暗喩や象徴ですよね。リズムもいいのかな。そういうレトリックは、作者の身体感覚を読者がなぞるようになってる共感装置なわけですが、いいように翻弄されるという事なのかも。ダンスしてるようで、ど
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